@article{oai:saku.repo.nii.ac.jp:00000001, author = {箕輪, 千佳}, issue = {1}, journal = {佐久大学看護研究雑誌, Saku University Journal of Nursing}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、初めて大学の看護学実習を受け入れる施設の実習指導者の実習指導上の情報ニーズと大学へどのようなことを期待しているかを調査・分析し、実習場との連携のための資料とすることである。地方病院の2施設78名を対象とし、質問紙調査を行い以下のような結果を得た。実習指導者は、学生の背景やカリキュラム、実習要項、教員との役割分担などの指導内容把握のための情報ニーズを多く持っていた。大学には質の高い卒業生の育成と、実習時の学生の倫理や態度の育成を期待していた。看護学実習の受け入れ経験がない病院では、各ユニットで主導的立場が取れる30~40歳代が実習指導者になっており、若者への接し方と自分たちが学んだ頃とは変化した現在の看護学教育についての情報ニーズを持っていた。大学には、地元への卒業生の就職と学生が実習に来ることにより、自己・病院職員へもたらされる良い影響を期待していた。看護専門学校の実習施設であり、さらに大学を受け入れる実習指導者は、専門学校と大学を比較した、学生と教育の特徴についての情報ニーズを持っていた。また、30歳代以下の若年者が多く、負担感を少なくするなどの、指導環境への配慮と継続教育提供の場を期待していた。このように病院毎の実習指導者の特徴により情報ニーズと大学へ期待することに違いがあり、それを踏まえた連携が必要である。}, pages = {3--11}, title = {新規に看護学実習を受け入れる実習指導者の情報ニーズと大学への期待}, volume = {1}, year = {2009} }